クルマニア目線で観るMV #2 Pitbull – Greenlight ft. Flo Rida, LunchMoney Lewis
今回は、”マイアミのお祭り男”ことPitbull(ピットブル)と、日本でも人気の黒人ラッパーFlo Rida(フローライダー)とLunchMoney Lewis(ランチマネ ルイス)の超豪華コラボレーションの一曲。”Green Light”をチョイスしました。PitBullやFloRidaはクラブで耳にする機会も多く、知っている人も多いでしょう。筆者も大好きで車の中で頻繁に聞いています。
MVについて触れると、新旧様々な高級スーパーカーが登場するという、いかにもアメリカのラッパーっぽいMVです。ランボルギーニカウンタックやポルシェ911ターボなどはかなり知名度が高いはずです。しかしそれらを差し置いてマニアにしかわからない車がフューチャーされているのがポイントです。そもそもこれは公道を走っていいのか…!?注目です!それでは見てみましょう。
♪ Pitbull - Greenlight ft. Flo Rida, LunchMoney Lewis
▲Youtubeの公式MVを引用しています。
「RedLight」「GleenLight」と信号機にたとえた歌詞と、テンポはそれほど速くないものの流れるようなメロディーラインが心地よいスピード感を演出しています。
PitbullとFloRidaが競い合うようにラップを挟んでくるのがこの曲のポイントですね。
まさに一歩踏み出すの勇気を後押ししてくれる一曲に仕上がっています。ちょっとアクセルを踏み込んでみたくなる、天気のいい空いた道をドライブ中に流す音楽にピッタリな曲だと思います。
ここが良いのよこのMV
もう一度言いますが、いかにもアメリカのラッパーのMVです。
そらもう…
女ッ! 車ッ! ちょっとえっちぃダンスッ!
ぶっちゃけこれ以上いう事は無いでしょう。とはいえ、PitBull(白いハゲ)、FloRida(黒いマッチョ)、LunchMoney Lewis(声の高いデブ)
どうせ見られてないし…多少のビックマウスもへーきへーき…
この三人は日本でも著名なので、やはり豪華コラボであり、三人とも登場するMVは何となくプレミアムな感じがします。
そしてPitBullとFloRidaが乗ってるあの車は…?
FloRidaとPitBullのラップをカーバトルで表現!?
FloRidaとPitBullが交互にラップを挟み、ある意味で”競い合う”ようにも感じられるこの曲を、MVではカーバトルで表現。一進一退のバトルだけどお互いにリスペクトと余裕を感じさせる雰囲気がお洒落です。
プラーガ R1 ターボ
謎の車両の正体は、プラーガ カーズのサーキット専用モデル「R1 ターボ」という車。
まぁ…フォーミュラーをそのままにカウルだけかぶせましたみたいな見た目ですし、リヤの空力処理なんかフォーミュラー丸出しなのでもはや言うまでもありませんが、R1ターボは公道走行NGです。
ところがR1Rという、公道走行可能なモデルがあるので動画を掲載します。
驚くべきことにこの見てくれで公道を走れるのです。お買い物用におひとついかがですか?
トンネルのシーンがいい感じ!
筆者の好きなシーンはこのトンネルのシーン。スピード感あふれるトンネルのシーン。R1ターボの奇抜さもあってちょっとSF感を感じるシーンです。
薄暗いトンネルの中でヘッドライトの強い光をとらえた撮り方かたもよさげです。
アメリカの自動車界隈は怪奇なり…
この曲とはあまり関係なけれど…
「なんやねんこの車ッ!」
って思えてしまう海の向こう乗り物をこのMVで少し観察できます。
ブガッティヴェイロンのリムジン
MV内ではあんまり目立っていませんが、ブガッティヴェイロンのリムジンがいます。
もはや、一部の限られたセレブしか所有することが許されない代物のヴェイロンをリムジンにしてしまうとは…
ヴェイロンにこんな仕様の物はないので、カスタムカーかワンオフか…?
調べたところ、MV用にレプリカとして製作されたものだとか…お金を持ちすぎた人の考えることはよくわかりません。
あと、ヴェイロンいえばFloRidaの愛車ですが、この人のヴェイロンもコロコロ色が変わるしやっぱりお金をm…(ry
ヘンテコカスタムカー
それにしても何ですかこの車高の高い車は、チャリンコみたいなホイールつけてカナブンみたいなカラーリングの奇抜な乗り物になっています。
アメリカのカスタムカーと言えば、車高を下げまくるローライダーとハイドロ文化だと思ってましたがこれは逆ですかね…
マイアミスタイルとかいって向こうでは、流行っているとかいないとか…
カオスすぎてよくわかりません。ベースはシボレーのインパラとカプリスでしょうか?
ギラギラ光るスピナーホイールと馬鹿でか扁平タイヤで横から見るとチャリンコの車輪です…
マイアミの人らのMVなので、彼らのアイデンティティーなんでしょうか…?
お姉さんがいっぱい乗ってるアレ
アメリカ人は後部座席のあるオープンカーにお姉さんを乗っけている映像を好むのか、このMVに限らずよく見かける気がします。
筆者は勝手に「ハーレムチャリオット」とか呼んでますが…
前述した、ヘンテコカスタムカーでハレームチャリオットしてます。日本では見かけませんが、海外では後部座席のあるオープンカーは一定数の支持を得ているのかもしれません。
最後に…
不定期特集コラム「クルマニア目線で観るMV」の第二回。
今回は洋楽を取り上げたこともあって、結構文化の違いに目が行きました。
何度も言いますが、お金を持ちすぎた人のやることはよくわかりません…
豪華コラボだったこともあり何となく規格外なモデルが結構見られましたね。