Keyは今年で20周年!!特設サイトと麻枝准氏からの記念メッセージにも注目ッ!!お祝いしつつ筆者の思う事を書いてみる。
数あるビジュアルアーツ系美少女ゲームブランドの中でも、直系であり業界を牽引してきたともいえる”Key”が2019年の6月に20周年を迎えました。
泣きゲー路線を突っ走ってきたPC美少女ゲームメーカーは20年の時を経て、積極的にアニメ化やコンシューマー化してきたことで鍵っ子と呼ばれるKeyの作品に影響を受けた古参ユーザーたちから、Angel Beats!やCharlotteといった最近のアニメから参入した層まで幅広い支持層を持つブランドに成長しました。
それにしてもKanonの発売からもう20年かぁ…
20周年に伴い特設サイトや、麻枝准氏の記念メッセージが掲載されるなど注目を集めています。特設サイトについて紹介しつつ筆者の思うことを少し語っていこうかなと思います。
20周年を祝して特設サイトを開設
▲Key公式 20周年特設サイトより引用
すでにサイトは公開しており、トップ画像にはKanonからSummerPocketsまでのヒロインたちが集合する圧巻のイラストが目を引きます。
■http://key.visualarts.gr.jp/key20th/
▲上記のリンクからジャンプできますゆえ、サイトだけ速やかに見たい方はこちらへ
20周年に関連したコンテンツはこちらで展開していくようです。現在は麻枝准氏からのメッセージと、Keyの歩みを見ることができます。まだ準備中の箇所もあり今後の展開が気になります。
20年分のKey関連歌曲が集合!!『Key BOX -for two decades-』
20周年の節目にCD50枚組、総楽曲560曲以上になるCDBOX『Key BOX -for two decades-』をVA購買部+にて発売することもこちらのサイトで発表されています。こちらも要チェケラッ☆
限定受注にて発売なのでご注意を!!
それにしてもすごい量ですなぁ…
麻枝准氏からの記念メッセージ
麻枝准さんからのメッセージが掲載されています。
もはやKeyと言えばこの人ですよね。シナリオライターとしてはもちろん音楽プロデューサーとしての顔をもつなど幅広く活躍して、ブランド立ち上げからずっと先頭に立ってこられた方です。
メッセージの一部を引用させていただきます。
Key20周年といわれても、今年はなんの発表していないので、ピンとこないじゃないですか。
でも、一つのゲームブランドが20年も続いているというのは、なかなかにすごいことだと思います。
パソコンでノベルゲームをプレイするという文化が失われつつある今、業界としては厳しく、生き残るのは至難の業でした。
こうしたPCゲームメーカーは第一作を発表した後、次回作が発表されずそのまま消えてしまうケースが非常に多いのです。
さらに言えば、クオリティも様々で地雷として扱われる作品も多いうえ、自転車操業でそんなヤバいのでも発売しなければ、自転車がこげず倒産まっしぐらなんて事態も隣り合わせでやっているメーカーも結構あるようです。
そんな厳しい業界において、安定したクオリティで20年も作品を作り続けているというのは、本当にすごい事なんですよね…
ファンの皆様に「鍵っ子でよかった!」と思える日を未来にもご用意できるよう、スタッフ一同頑張っていきます。
一度、生死の間さまよい、それこそKey作品のヒロインのごとく死の淵から生還した経験を持つ麻枝さんのコメントという事もあり、Key作品そしてPCゲームの「未来」拓いていってほしいなと、いちエンドユーザーとして感じました。
全文は20周年特設サイトにて、読むことができますので是非どうぞ。
今後も更新されるので要チェックだ!
前述したとおり、まだまだ20周年コンテンツは始まったばかりです。しばらくは動向に注目したいところです。
最後にもう一度20周年特設サイトのアドレスを掲載させていただきます。下記のアドレスよりジャンプできますので是非アクセスしてみてくださいね。
■http://key.visualarts.gr.jp/key20th/
筆者もちょっといいですか?
”クールジャパン”とお国が、アニメや漫画を推しだして世界に売り出す昨今ですが、こうしたPCの美少女ゲームメーカーは市場規模の拡大が難しいのが現状です。
価格も高く、本気の作品なら「諭吉一枚」が当たり前だったりします。最近はDL版を展開することで価格を抑える事もできてはきましたが、ここ10年で日本も変化し、お財布に余裕がなくなりユーザーも財布のひもが締めているなかで、こうしたゲームは「高価な紙芝居」と言われ、そんなものに金を出すのは、ばかばかしいという意見さえ聞こえてきます。
メーカーもソーシャルゲーム方面に力を入れるとともに、そうした業界とジョイントすることで生き残りを図っているように感じますが、この厳しい現状を打破できず減少しつつあるようです。いま生き残っているメーカーでも、いつ解散してしまうかわからない時代なのです。
こうしたPCゲームのノベルゲームは結構長編で時間を食いますし、前述したとおり結構値が張ります。だけどやっぱり贔屓のメーカーが消えるのは寂しいのです…筆者はこれからもひっそりと業界にお金を落としていこうかな…と思うのでした。
とりあえずまぁ…
智代アフターもう一周してくるわ!ほな!
アニメ化待ってます…永遠に…(ボソッ)