GRスープラで復活した伝説の3000GT!!! ちょっと昔のTRD 3000GTを思い出してみた。

とくにしき,日常の寄せ話モータースポーツ,自動車

ついに復活したトヨタスープラ。

GRスープラとして期待がかけられ、すぐさまニュルブルクリンク24時間耐久レースに投入されレースを戦ってみせました。また、歴代スープラと共に隊列を組みニュルを一周し、その姿が世界にその存在を代々的発信されました。

 

それからしばらく時が経った2019年10月末の事…

 

突如として一つの特設サイトが設けられ、大きな衝撃がはしりました!!!

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まず衝撃の動画を!! 特設サイトにも注目!!

こ…このボンネットとは…!?

ここでビビッときた人も多いはずです!

もとより新型JZA90型スープラの延長上でGRスープラが開発されているという情報は以前より発信されていましたが…まさかこいつが復活するとは思ってもいませんでした。

そしてこの度のSEMA SHOW(セマ ショー)でお披露目されたのでひっそり紹介してみます。

SEMAでのトヨタGRスープラ3000GTコンセプト

SEMAでのトヨタGRスープラ3000GTコンセプト
■画像引用元ROAD SHOW様 (画像をクリックすればジャンプします。)

 

TRD 3000GTを思い出してみる

長年トヨタのフラグシップスポーツクーペとして位置づけられ、1990年代初めから2000年代にかけての国産スポーツカー黄金期を支えた先代のA80型トヨタスープラ。(下の画像)


■画像引用元 ベストカーWeb様 (画像をクリックすればジャンプします。)

 

そんな80スープラのラインナップの中にかなり特殊な存在として独自部品が開発され、メーカー肝入りでコンプリートカスタムされたモデルがありました。80スープラをベースにトヨタのモータースポーツ車両開発や部品開発、およびサポートを手掛けるTRDによって手を加えられ、モータースポーツで得られたノウハウや尖った技術の投入が行われたコンプリートカー。

それがTRD 3000GT(下の画像)なのです!!


■画像引用元 TRDサイト内GRスープラページ (画像をクリックすればジャンプします。)

モータースポーツでの経験を活かし開発


■画像引用元 TRDサイト内GRスープラページ (画像をクリックすればジャンプします。)

発表当時、未だ5ナンバー規格の自動車が主流の中にあって、
目を見張る程ワイドボディ化されたその姿は異彩を放った。

大きく張り出したそれぞれのパーツは、
レース車両開発の中でワイドトレッド化や空力・冷却性能の強化が図られたもので、
まさに勝つ為だけに設計された本物のレーシングパーツであった。

モンスターマシンが激戦を繰り広げたグループCカー開発に対し、技術とノウハウを投入し続けたTRD。
この車には、その研究開発の成果が曇りなく反映されている。

上記はTRDのサイトより引用したきた文章です。
専用エアロパーツを開発し、オーバーフェンダーで武装し攻撃的なフォルムへと変貌したスープラはかなり特別な存在に感じられます。

とりわけ80年代から90年代初めに日本で人気を集めたグループAやグループCにおけるレースのノウハウを集約し、開発されたエアロは今を時を経てみれば当時の空力に対する考え方を表しているようにも感じられます。90年代半ばごろからJZA80型スープラが活躍した全日本GT選手権ではさらに空力面が進化研究が続いたこともあり、それまでのすべてがこの度のGRスープラ 3000GTにつながっているようです。

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【最新情報】2019 SEMA Showにてベールを脱いだGRスープラ 3000GT!!

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■画像引用元ROAD SHOW様 (画像をクリックすればジャンプします。)

テーマは”空力”にあり?

JZA80型スープラは吸入空気の効率化と、冷却性能の向上に重きが置かれていたように感じた外観のリファイン。もちろん空力も考慮されていましたが前面の開口部を大きく取りつつ下面に入る空気をすくいあげ横にうまく流すように作られているように感じていました。

ところが今度のA90型はかなーり空力を意識した…というか20年で空力に対する考え方が大きく変わったなぁ…と感じさせる見た目になっています。とげとげしいカーボン製エアロパーツ、ダウンフォースを徹底的に研究し、適正化に加え下面の空気をうまく抜けるように考慮されているように見えます。

しかし、JZA80ベースの3000GT同様モータースポーツのでのノウハウを大胆に投入するというコンセプトは変わりない事は伺えます。特に側面の下部に設けられるエアロパーツはニュルやSuperGTでのノウハウが集約されているようにも取れます。強引に張り出したフェンダーも攻撃的でカッコいいですね。

フロントリップからカナードも20年前ではまだまだ確立できていなかった部分だったのが、現代ではここまでできるんだなと思わせる仕様になっています。

ボンネットやリヤウィングには先代を思わせるデザインを踏襲しかなり意識していることも伺わせながら、現代のスーパースポーツでは当たり前になっているリヤの刺々しいデフューザーが時代のながれをどことなく感じさせてくれます。

とはいえまだまだコンセプトカー

まだコンセプトカーの段階です。どのような形でユーザーに供給されるのかまだまだ分からない事だらけ動向にも注目です。一方で来シーズンのSuperGTのGT500(クラス1)にはGRスープラが投入されます。新型A90スープラもまだまだ展望がわかりません。
ここからどのように展開していくのかが、GRスープラともども楽しみですね!!

特設サイトはこちら

最後になりますが、特設サイトへのリンクを貼っておきますのでぜひ見てみてくださいね。バナーをクリックすればジャンプできますよ。以上 とくにしき でした。

■GRスープラ 3000GT特設ページ

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