【ネタバレ注意】怪作? 劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzerを見てきたから感想だ!!!!!!!!
どうも、南元暁です。
早速ですが今回はジオウの劇場版を見てきました。
出来れば初日に観たかったのですが、まぁ致し方なし。
まぁ前置きが長くなるのもなんですしさっさと本題に入りましょう。
ただ記事に入る前に一つ、この映画を見た人が恐らく抱く感想は「なんかこう……すごい」みたいな感じだと宣言しておきましょう。
以下ネタバレ注意ということで。
ストーリーは?
今回は夏映画ということで、夏映画といえばストーリーがしっかりしており、毎回見応えのある映画を提供してもらっていますよね。
ファンなら大体の人がハズレなしと言うだろうと思っております。
そういうこともあり今回も特に不安感を抱くこともなく劇場へ足を運んだのですが。
春映画を見ているような気分になりました。
いやこれは出来が悪かったというわけではなく、むしろ褒めています。
いつもの夏映画のようにある程度骨子はしっかりしておきながら春映画のようなお祭り感を楽しめるというまさに一石二鳥感がありました。
言いたいことがわからない?
なら見に行こう。
ただ一つ言えることはあと30分欲しかったかなということですね。
もう少し尺が欲しかった。
と、漠然とした感想は置いといて中身に入りましょうか。
予告時点で既に登場するとされていたマッハこと剛とクリムですが、映画のうち彼らが大きく関わったのは前半戦。
ドライブ編とジオウ本来のストーリーを混ぜたような印象が抱けます。
剛は未だにチェイスの面影を追っているようですが、ここまでチェイス一直線だとなんとしてでも復活の後日談を描いて欲しいですね。
さらに、封印されたクリムが出るということもあり進之介が再びドライブになるのではないか、という予想もありましたが、今回の映画にそれを挟み込む余地はありませんでしたね。
変身解除したら本人だった、みたいな展開ならいけたかもしれませんが、ベルトさんと進之介、もう会うことのない二人が再度一緒に戦うんだから再会のシーンから描かなければそれこそ雑な客演と言わざるを得ないのでは?
過激派ゆるして
さて前半戦で終わったドライブ関連のストーリーですが、後半戦はジオウの根幹に関わるストーリー……は別途次の項でお話ししましょうか。
オーマジオウの謎
自分の中でこの映画を見たことで更に疑問が深まりました。
というのも実はあの常盤ソウゴは「力を集める係」の常盤ソウゴで、本来王になる器ではなかったと。
本当の常盤ソウゴはISSA演じる常盤SOUGOであり、ソウゴは影武者でしかなかったというのです。
実際ソウゴが王の座を追われ、変身すらできなくなった際にもオーマジオウはまだ存在しており、なおかつSOUGOではなくソウゴに対して「若き日の私」と語りかけています。
ソウゴ→オーマジオウになる
SOUGO→オーマジオウにならない
ということでしょうか。
それなら本物とは一体。
その辺りはほんへで解決されることを期待しています。
ジオウの目玉、客演
さて、ジオウと言えば客演。
平ジェネではなんと良太郎本人、更にほんへでも数々の本人客演が行われており、上述のようにマッハとクリムが今回の映画の客演枠でした。
しかし今年の情報のひた隠し具合からまだ何か弾があると踏んでいたのですが
その予想を大きく裏切り、上回る客演がきました。
誰が仮面ノリダーがくると思うかバカ。
誰が仮面ライダーGがくると思うかアホ。
そもそも敵ライダーが「平成に絡んでいながら平成ライダーとして数えられていない連中の複合」だった時点で予想すべきだったんです。
マッハを除いて本人客演は声以外ありませんでしたが
ブレン、斬月カチドキ、ゴライダー、G、漫画版クウガとか誰が予想できるか。
それぞれ順番に二話だけの作品、舞台版、なんかよくわからんやつ、番組の企画、漫画となかなかありえないところから出ましたね。
これ考えた人は多分天才。
順当に進之介が出てくるよりも驚いた。
総評は?
一言「怪作」ですね。
今回は非常にメタ発言が多く、ジオウの、設定から根こそぎ奪い取るというメタ能力からも納得できるものでした。
更に視聴者に対する「ありがとう」「私は私の道を行く」等のウォズのセリフからも本当に平成ライダーファンに対してのラブコール的映画だったんだなと思います。
こちらがありがとうと言いたい気分でございます。
演出としても厄介オタクをも唸らせるそうな展開も多く、全ての人が満点をつけるわけではないでしょうが多くの人が楽しめる映画なのではないでしょうか。
あと何回も言いますが、Gたちを客演させたり、タイトルがエフェクトになっているライダーキック、ぶち抜かれたバールクスが
これになるというのを考えた人は天才だと思います。
さて、次の冬映画も既に予告されており、今度はジオウとゼロワンのコラボ映画。
平成という歴史に踏み込んだジオウと新時代のゼロワン、どういったストーリーになるのでしょうか。
かなり胸が踊っております。
それでは惜しいですが、平成ライダーにありがとうを込めて現場からは以上です。